就活生へのメッセージ
大学生協の仕事は幅が広く、どの仕事が巡ってくるかわかりません。好奇心旺盛でいろんな業務を経験してみたい、また何かを成し遂げる努力ができる人には向いていると思います。
特に、社会福祉を学んでいる人は、「人の思いや考えに寄り添う」という気持ちの強い人が多いと思うのですが、こうしたことは大学生協の仕事でも、「学生が何を求めているのかをつかみ、一緒に協力してやっていく」上で、とても大切なマインドだと思います。
現在に至る
就活を始めた時点では、漠然と接客業務を考えていました。大学のアルバイトで下級生をサポートする「ラーニングアシスタント」をやった時に、頑張る大学生の姿や成長する下級生の様子を見ることができてよかったと思ったことがありました。自分を振り返ると、社会人になる基礎を作るのが大学時代で、そこに関わる面白さを感じました。
そんな中、ゼミの先生が「就職先として大学生協もある」と紹介してくださったので、説明会に参加しました。
最終的な決め手となったのは、年代の近い先輩リクルターさんの話や雰囲気が良かったこと、インターンシップ先の大学生協の職員さんが社会人としてカッコよかったことでした(笑)。
入協後、大阪大学生協で2年ほどの間に、食堂、コンビニ、書籍、教科書を経験しました。食堂で調理や盛り付け、洗浄という現場の第一線を経験したことはとても良かったと思います。現場作業の経験があったので、今の生協に来て食堂のパートさんと話をした時にも、「自分たちと同じ作業を経験している、分かってくれている」という信頼をいただけたように思います。
それから、書籍でも特に教科書業務を担当できたことは大きな自信につながりました。初めての職場でかつ「正規一人区」という中で、知っている・できる業務があるということは安心材料でした。逆にコンビニは経験期間が短かったので、少し不安でしたね。
阪大生協では経験していなかった本部業務もあるので、お金の管理や流れが分かるようになり、理事会の運営などにも携わっています。
今の生協でお店だけでなく本部業務なども分かるようになったので、一つの生協全体の流れや動きを見られるようになりました。今は大阪大学生協からの出向ですが、阪大生協に戻ったら、この経験を生かして複数のショップ店舗を担当するとか、部門(食堂、ショップ、本部等)の橋渡しができるような業務に携わってみたいですね。
キャリア制度では、現在ステップ2にチャレンジ中です。通信教育で受講している「現場の計数管理」は基礎となる勉強で、ここをちゃんとやっていないとステップが上がった時に困るだろうと思っています。
毎週の業務計画表を作成、上司・パート職員と情報共有し、着実な執行に取り組んでいます。