骨量は20才代がピークです。骨量は加齢と共に減少するので、将来の骨粗鬆症を防ぐには18~20才の最大骨量(ピークボーンマス)をできるだけ高くしておく事が一番の予防法です。
骨密度を測ってみると老人以下の骨量しかない若者は、骨粗鬆症予備軍と呼ばれています。骨量が少ない若い人が老人のように簡単に骨折しないのはコラーゲンが丈夫な為といわれています。コラーゲンも年と共に老化していくので若い時の骨貯金が重要です。
※骨粗鬆症は、カルシウム不足から骨の密度が減少し、骨がスカスカになり折れやすくなる病気です。
大学生協の食生活相談会の骨密度測定の結果でも骨密度の低めの人が多く心配です。骨密度が低い人は、欠食が多く、食事からのカルシウム摂取量も少なく、さらに蛋白質など、その他の栄養素も不足しがちです。
でも、食事を改善し、運動量も増加させると、半年~1年後には、十分に骨密度を上昇させることのできる時期です。
特に、女性にとって、今は母となるための準備段階のときでもあります。今だけでなく生涯の健康や、生まれてくる次世代の健康にも食事は影響するのです。
カルシウム 1日あたりの目標量 男性:650mg 女性:600mg <目標量> 生活習慣病一次予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量 |
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ダイエットを繰り返した人 | |||
偏食の多い人 | |||
欠食しがちな人 | |||
運動量が少ない人 | |||
過労やストレスの多い人(カルシウムの吸収を妨げる要因) |