産直牛乳って？
牛乳はどこから？
牛乳は工場から出荷され、あたかも工業製品のようですが、原乳は仔牛を育てるための乳です。
牛の乳房で乳が作られるとき500ℓ以上もの血液が循環してやっと１kgの牛乳になります。牛乳中に多い乳糖・脂肪・カゼイン・クエン酸等は乳腺で作られます。カルシウムやリンは濃縮されて血液よりもはるかに多く牛乳中に含まれ、ビタミンＡやＤは乳脂肪に溶けて含まれています。
牛乳の88.9％は水分ですが、その水も母牛の体内を通して生み出された水なのです。
生まれた仔牛は初乳から10日ほどは、母牛の牛乳を飲めますが、その後の牛乳は人間の食糧となるため人工乳（粉乳）で育てられます。
産直牛乳とは・・・
せいきょう牛乳は単に産地から直送されたという意味の産直ではありません。せいきょう牛乳の産直とは「いつ」「誰が」「どの様な方法で」その商品を作ったのかが明確であり、その安全・安心を組合員自身が検証・確認できることです。
毎年、大山乳業見学・交流会、インターンシップやファームステイなどのさまざまな取り組みを催し、大山牧場と生協組合員との交流も盛んに行われています。現地で専従職員の方々と意見交流や学習を通して、互いの要望や意見を話し、理解し合い、さらによいせいきょう牛乳作りに発展させることが、私たちの取り組んでいる産地直結の牛乳です。
